自分はここまでしかできない——。そんな思い込みのフタを外してくれたのは、先輩からの「佐藤さんならできるよ」というひと言でした。 PCに向き合う静かな毎日から、熱量が交差するチームの一員へ。入社当初は同期と比べて落ち込むこともあった彼女が、「やれます」と手を挙げられるようになった理由とは。入社から10ヶ月のリアルを聞きました。
パソコンと向き合うだけの毎日に抱いた、静かな違和感
最初に現在の業務について簡単に教えてください。
現在はデータマネジメントソリューション事業部にて、データ連携ツールを使った基盤構築や、4月にリリースを控えているサイトのテスト対応などを担当しています。入社1年目の現在は、数ヶ月単位で様々なプロジェクトを経験しながら、エンジニアとしての基礎を固めている最中です。
佐藤さんは前職もエンジニアですが、転職を考えたきっかけは何ですか?
新卒で入社した前職では、システムの運用保守を2年強担当していました。当時はそれなりに働いて、お給料をいただいて生活できればいいと思っていました。けれど、3年目を目前にしたとき、「この先何十年も続く社会人生活、このままでいいのかな?」とふと立ち止まって考えるようになりました。もっと自信を持って「これが私の仕事です」と言えるようになりたい、楽しく働きたいと思うようになったのがきっかけです。
それから、周りともっとコミュニケーションを取れる環境で仕事をしたいという想いもありました。私の中のエンジニアのイメージは、人と関わらずにひたすらパソコンに向き合うというもの。実際の現場も、まさにそのイメージ通りだったんです。でも、黙々と決められたタスクをこなすだけの毎日は、どこか味気なく感じていました。もっとお客さまと関わりたい、社内のメンバーとも意見を交わしながら一つのものをつくりたいという想いがあることに気づきました。
「この人たちと働きたい」と直感した面接
数あるIT企業の中から、メディアフォースを選んだ決め手は何だったのですか?
2つの大きな理由があります。一つは、プログラミングを基礎から学び直せる、手厚い研修制度があったこと。運用保守メインだった私にとって、もう一度「つくる側」のスキルを身につけられる環境は非常に魅力的でした。そしてもう一つが、メディアフォースの「挑戦と称賛」という文化に惹かれたことです。
特に記憶に残っているのは、選考での面接です。それまでの面接には、一方的に質問されて淡々と答えるような、どこか冷たい場というイメージを持っていましたが、メディアフォースの面接は全く違いました。
事業部長クラスの方々が、私のまとまらない話に対しても「そんな経験を持っているんですね!」とポジティブに反応してくださり、一人の人間として深く向き合ってくれたんです。
双方向の「対話」だったのですね。
そうなんです。1次面接でも、私と年齢の近い先輩社員が「今、自分はこういうことに力を入れていて、すごく仕事が面白い」「佐藤さんはどういう仕事をしていきたいですか?」と、ご自身の話も交えて聞いてくださったのが印象的でした。面接官自らが仕事を楽しんでいる姿を見て、自分もここで挑戦したいと思えたんです。
劣等感を救った、メンターとの毎日30分の対話
入社後、まずは4ヶ月の研修からスタートしたのですね。
はい、グループ会社を含めた約20人の同期と一緒に、4ヶ月間の研修に臨みました。JavaやSQLなどの言語を基礎から学び、最後にはチームで成果物をつくり上げるという、かなり実践的な内容でした。
ただ、正直に言うと、どうしても周りと自分を比べてしまい、私にとってはつらい時期でもありました。思うように動かないプログラムを前に、「自分はここまでやりたいのに、能力が追いつかない」「同期のみんなはもっとできているのに」。そうやって他人と自分を比較しては、一人で焦って落ち込んでいました。
その壁を、どうやって乗り越えたのですか?
2つの支えがありました。一つは、同じように苦戦しながらも励まし合える同期の存在です。そしてもう一つが「メンター制度」でした。配属後だけでなく、この研修期間中から先輩社員が一人ひとりに付き、毎日30分間の「1on1」の時間を設けてくれるんです。
毎日30分も!どのような話をされていたのですか?
その日の進捗だけでなく、私の不安や悩みをしっかりと受け止めてもらいました。メンターは私の話を否定せずに、まずは「そっか、そうだよね」と共感して聞いてくれる。その上で、「自分も昔はここで失敗したよ」「今はこういうところに目を向けてみたら?」と、具体的なアドバイスをくれるんです。この1on1があったからこそ、孤独を感じることなく、自分自身の成長に集中することができました。
勇気を出した「やれます」が突破口に。景色が変わった
研修を終えて、現場配属後はスムーズなスタートがきれましたか?
配属されて最初の4ヶ月ほどは、「自分にできることが少なすぎる」という現実に直面しました。チームの役に立ちたいのに、言われたタスクをこなすだけで精一杯。「自分は本当にこのプロジェクトに貢献できているのだろうか」。そんなネガティブな感情が、また頭をよぎるようになってしまったんです。
そして、その状況を変えるきっかけも、やはりメンターとの1on1でした。「少しでも『できそう』と思える部分があるなら、自分から『やれます』って言ってみてもいいと思うよ。佐藤さんならできるよ」と背中を押してもらったんです。
その言葉を受けて、これまでの経験から「ここなら自信を持ってできる」と思える部分を見つけ、勇気を出して「ここは私が担当させてください」と手を挙げてみたんです。すると、先輩たちも「じゃあ、ここもお願いしてみようかな」と、どんどん新しい仕事を任せてくれるようになりました。
自ら一歩踏み出したことで、仕事のスピードが一気に加速したのですね。
そう思います。難易度が高い仕事で壁にぶつかったときも、「自分一人で抱え込まなくていい」。「納期に向けてみんなでやり抜こう」。そんな空気がチーム内にありました。チーム全体で一つのゴールに向かって熱量を共有している実感が、私の中の不安を「やり甲斐」に変えてくれたと思います。
メディアフォースは、分からないことが分かるようになり、できるようになる。その積み重ねができる場所だと改めて感じています。
ダメな自分より、できた自分を。「称賛」の文化が私を変えた
そうした変化に対して、上司やチームメンバーの反応はいかがでしたか?
データマネジメントソリューション事業部では週に1度「OKR Win Session」という場が設けられています。これは、その週に自分やチームが達成したことや良かったことを発表し、全員で称賛し合う場です。「こんな小さなことを発表していいのかな?」と思うようなことでも、みんなが「それ、すごいね!」と全力で拍手してくれるんです。
これまでの私は、自分の欠点や「できていないこと」ばかりに目を向けて、自分を否定しがちでした。でも、メディアフォースには「できたこと」「良かったこと」に目を向けようという風潮があります。常に前向きな気持ちで仕事に向き合えるようになったことは、メディアフォースに入社して一番大きく変わった価値観かもしれません。
今後は技術力はもちろんのこと、相手に伝わりやすい説明力や、チームを動かす力を身につけていきたいですね。そして「佐藤さんと仕事がしたい」「佐藤さんがいると安心する」と言ってもらえるような、周囲から頼られる存在になるのが目標です。
データマネジメントソリューション事業部
システムエンジニア 佐藤 花菜(さとう かな)
前職はSEとしてシステムの運用保守を担当。よりチームと関わり、自信を持って働ける環境を求め2025年4月、メディアフォースへ。現在はデータ連携基盤の構築やテスト業務に従事。週末は映画やアニメを見て過ごすことが多い。最近は自炊に挑戦しようと、スーパーで食材を眺めるのが楽しみ。